日本左官組合連合会主導で進めている「しっくい10倍プロジェクト」の一環で全国各地で現代しっくい講習会を行う事になりました。
全国どこでも「同じような品質で」「同じような価格帯で」しっくい塗りをお客様にお届けするための施工講習会です。
今回は各都道府県ごとに現代しっくい施工講習会を開催するためのインストラクター講習会が2020年6月13日に東北ブロック会主催で仙台で行われました。
岩手県からは私を含め3名受講しました。
そもそも『現代しっくい』とは何?と思われる方がほどんどかとおもいます。
現代しっくいとは一般住宅や店舗や公共施設などでしっくい塗り仕上げを採用してもらうために、安価で安定した品質のしっくい塗りを提供するために新しく作られた仕上げの名称です。
お寺や蔵などで昔から施工されてきた伝統しっくいと区別するために、あえて名称を分けるという意味合いもあります。
現代しっくいは「石膏ボード下地に現代しっくい用の材料を塗って、パターン付けを行って仕上げる」仕上げの総称となります。
実習の前に座学でしっくいの基本的な知識を勉強します。
午後からの実技では専用の架台を使用し、施工に伴う注意点などを確認していきます。
各材料メーカーさんの協力で、現代しっくい用の試作中の材料を触る機会もありました。
講習会のカリキュラムが終了し修了証を受け取り、今回の講習会が終了いたしました。
講習会を主催した宮左連の皆様、おつかれさまでした。
岩手県でも岩左連会員を対象にした現代しっくい施工講習会を行う予定です。
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